季刊ももぞのだより秋号のお知らせ

2023年11月28日 13:19

季刊ももぞのだより2023年秋号が出来上がりました!

教会の秋の実りを是非お楽しみいただければ幸いです。



『つながりの実り』皆さんいかがお過ごしでしょうか。牧師の縣洋一です。最近は夏が長く、気づくとあっという間に寒くなり、しみじみと「秋」を味わう時間が短くなっているような気がします。そんな中この秋、教会では共に信仰の先達者を覚えながら、心静かに永眠者記念礼拝の時を持ちました。今年は40名程の方がこの日を覚えて集まって来て下さり、また久しぶりに来られた方もおられ感謝でした。

  メッセージは、聖書の中でも異色の存在感を放っているコヘレトの言葉にある「あなたのパンを水の上に浮かべて流すがよい。月日がたってからそれを見い出すだろう。」(11:1)との御言葉を語り継ぎました。今回この箇所を選んだのは、今世界を取り巻く状況が、まさに「パンを水の上に浮かべる」ような虚無感、空しさに包まれているからです。そしてこの「空しさ」に私達自身もおちいってしまうことがしばしばだからです。しかし聖書がここで、「流せ」と語っていることに着目しました。古来からキリスト教は、この「流れ」というものにこだわりを持ち続け、キリスト教の入信儀式で用いられる洗礼の水は、「流れる水によって授けなさい」との記述が初期キリスト教の文書にあるほどです。なぜならば「流れている」ということは「生きている」ということだからです。であるならば、池のように空しさに留まっているのではなく、その空しさに抗い生きて働いて下さっている方がいる。そこにこそ目を向けよと語られている「流せ」であることを語りました。

  さて、教会ではこの秋、沢山の実りに包まれましが、特筆すべきは「芋の大収穫」です!5月に植えた5畝半の芋達は、夏の日差しを葉にいっぱいに受けすくすくと育ち、いよいよ先日、教会員の方と共にここほれワンワンと掘り返すと、次から次へと出てくるは出てくるは!小さな可愛いお芋もあれば、20cmもあろう特大のお芋も出てきたり、驚きと喜びが入り混じる収穫の時となりました。そんな中、気づかされたのが「つながり」です。「芋づる式に」とはよく言ったもので、一つを見つけると、それにつながって次から次へとつながって出てくるのです。更に目を転ずると、「三位一体」ならぬ「三実一体」のザクロの実を発見!自然は、つながりながら、その豊かさを広げていっていることを、つくづく知らされました。聖書には、イエス様が自らをぶどうの木に譬えながら、「人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。」(ヨハネ15:5)と、「つながり」からその豊かさを語っている言葉があります。今、世界は分断と争いの中で、一つの実りにのみ集中させることに躍起になっている中で、あらためて「つながり」がもたらす豊かさを実感させられた秋となりました。