記事のアーカイブ

言葉を出して

2016年12月04日 10:00
  相模原市の施設の「ハンデ」のある方々が殺傷された事件の報に接したとき、わたくしは強い衝撃を受けた。   発言すべき責任があると思いつつ、今日まで言葉が出ないままきた。ようやく言葉を発する思いに漕ぎつけた。ここで書くことはわたくしが今知り得ている範囲でとなる。   殺傷をおこなった人は自分の正義の基準によっておこなった。この人の正義によれば「ハンデ」のある者は抹消されるべきだ。このときこの人は自分を最終決定権のある人間だとしていた。   わたくしは聖書を読んでいる者として、このような最終決定権を持っているとしている者のことを聖書は何と言っているか述べる責任がある

12/24(土) クリスマスイブ礼拝 25(日)クリスマス礼拝へのお誘い

2016年12月03日 12:44
*クリスマスイブ礼拝 12月24日 18時から                メッセージ 「静かな夜の来訪者」 *クリスマス礼拝    12月25日(日) 10:30から                メッセージ 「回心」                クリスマス愛餐会 12:00 どなたでもお越しください。

待降節(アドベント)に入りました

2016年12月03日 00:00
11月27日から待降節(アドベント)に入りました。アドベントとはラテン語で「向こうから近づいてくるもの」という意味。クリスマスまではこのテーマでメッセージが語られます。  

マルコ福音書から(32) 14章53~65  〈受難物語〉

2016年12月01日 15:43
                     物語はイエスを裁く裁判の場面。裁判はイエスを死刑にするためのものであった。これは冤罪裁判と言い得る。    この冤罪裁判で考えたいことは「集団心理」とでも言うべきものについてである。 ここにいる集団の全員が一つの結論しか持っていない。イエスを死刑にすべしという結論を全員が持って、これに異論を唱える者は一人としていない。全員が例外なく集団心理にはまり埋没している。    次に考えたいことは「いじめ」とでも言うべきことについてである。 ここにいる全員がイエスをいじめている。   ここで、いじめの構造について考えておきたい。 こ

永眠者記念礼拝・記念愛餐会

2016年11月13日 10:30
礼拝 10:30より  メッセージ「残る者」 愛餐会より 12:0より

人間として

2016年11月06日 10:30
 このたび沖縄における米軍基地建設を阻止しようとしている沖縄の人々に対し大阪府警の警官が「土人」の言葉を投げつけた。「土人」は侮辱する言葉として最大級のものである。このたびのことは問題を根本から考えておく必要がある。そこで次の事例を参照にする。  1961年、ナチスの戦争犯罪者アドルフ・アイヒマンの裁判が開始された。アイヒマンはナチス・ヒットラーのユダヤ人大量虐殺を実行する指揮官であった。 アイヒマンは裁判でこう言ったという。自分は組織の一員として組織の決定に対し忠実であっただけで、有罪にするのであれば組織を有罪とすべきだ。このアイヒマンの主張に彼がユダヤ人を平気で大量虐殺し得た因が存している

マルコ福音書より(31) 14章43~50  〈十二弟子の一人ユダ〉

2016年10月08日 13:43
 物語はユダの裏切りを描いている。    福音書がユダを紹介するとき付けている言葉がある。それは「十二人の一人」という言葉である。   これは必ず付けているので、ここには意図があると思われる。   その意図はユダが行ったことは弟子が行ったこと、ユダの問題は弟子たちの問題である、これを言うためであったと思われる。福音書はユダの裏切りを描くことを通して弟子たちの問題を浮かび上がらせようとしている。   ここで、なぜそうするのか問うておきたい。   福音書の執筆目的はイエスがキリストであることを証言することにある。   ユダの裏切り、すなわ

老 い

2016年10月02日 10:30
この国の哲学者、鷲田清一の『老いの空白』から示唆を受ける。示唆されるところをわたくしの要約で紹介する。 今日の日本社会において〈老い〉がまるで無用な「お荷物」であって、その最終場面でまず「介護」の対象として意識されるという、そんな惨めな存在であるかのようにイメージされるようになったのには、それなりの歴史的経緯がある。それは生産と成長を基軸とする産業社会にあっては、停滞や衰退はなんとしても回避されなければならないものとなった、この歴史的経緯による。産業社会の価値基準からすると〈老い〉は「できる」から「できない」への移転であるが、この〈「できる」と「できない」〉は〈「する」と「ある」〉という表現で

2016年09月11日 15:00
     今年の8月はひどく暑かった。水をたくさん飲んだ。安心して水をこんなにたくさん飲むことができることに感謝した。 「水」は聖書において主題。早くも聖書の初めの創世記1章1節に登場。そこにこうしるされている、「地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。」 ここの水は「地は混沌であって」の原因として登場。「混沌」とは全壊滅の様をさす。ここの水は地の全壊滅の原因として登場している。 さらにこうしるされている、「神の霊が水の面を動いていた。」この「動いていた」は「制御していた」の意味に解せられる。ここにしるされていることは、神の霊が地の全壊滅の原因となる水を制御

沖縄

2016年09月04日 10:30
沖縄で起きた沖縄の女性が米軍元海兵隊員によって殺された事件について考えたい。 今回の事件は沖縄に米軍が駐留していることによって生じた事件でありますから、この角度から考えることになります。   米軍が沖縄に駐留する法律上の根拠は日米安全保障条約であります。ここで歴史を振り返っておきますと、この条約は1960年に改訂され、それが今日まで続いているのですが、その改訂の前の安全保障条約が成立したのは1951年米国サンフランシスコで日本が平和条約に署名と同時に米国と結んだときであります。 日本はこの平和条約によって独立国となりますが、このとき日本は自国に外国の軍隊の駐留を認める、それも常駐を認めることに
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